どつぷり首まで浸かつてしまい 僕は 何処にもいけません
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今日は 知人の蛇娘と デートの日です。 けれども 蛇娘が気に入ってくれた僕の秋肌 綺麗な市松模様の鱗肌は 三日も前に 剥げ落ちて 今の僕は真っ白い毛だらけ 冬仕様の 兎みたいに真っ白い。 こんなんじゃ 彼女にあってもすぐ 嫌われてしまうんじゃないか と オッカナビックリしていたのでありますが。 彼女と待ち合わせた 駅前 噴水 僕は素肌を隠すようにマフラーで顔を覆っていて 約束の時間通り 現れた彼女 僕 平謝りに謝って。 ごめんなさい あなたが いいと云ってくれた僕の秋肌 もう 剥げてしまって。 君が綺麗と云わないと思う こんな毛だらけ 冬用の肌になってしまいました ごめんなさい ごめんなさい。 そんな僕に 許してくれると思わなかったけれど 彼女 僕の 白い毛だらけの姿 見てニッコリ微笑みました。 「前の 綺麗な鱗模様も素敵だったけれど 今のも 良い感じじゃない」 え それじゃあ 「ほんとうに 仔兎みたいにキレイな毛肌 とっても 美味しそう」 蛇娘の彼女 僕の頭を呑み込むくらい 大きく口を 開けました。
by khem_mark
| 2004-12-05 02:04
| 彼女のはなし
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Comments(2)
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