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どつぷり首まで浸かつてしまい 僕は 何処にもいけません
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僕の双子の兄は厄介な人間で、「ハルシオンをツマミにしてお酒のんでます(爆)」などとある種得意げな顔でのたまえるどうしようもない男で、更に救いようもないのは彼は常に誰かに注目されていなければ気が済まないというトコロです。 この前も、兄と僕の共通の友人が訪ねてきて、兄と僕と友人とで談笑していたのですが、そのうちに話が兄とは面識がないけれども僕とソノ友人と仲のいい別の友人の話になり、兄は自然黙りがちで話から外れていたのだけれど、唐突に「俺、出かけようか」と拗ねた調子で言い出します。 そんな兄さん、せっかく彼が訪ねてきてくれてるのに途中で出かけるなんて、失礼だよ、と僕が云っても兄は「話が盛り上がってるし、俺、いない方がいいじゃん」などと云ってソファーから腰を浮かせたり落ち着かせたりで忙しないです。 友人も、そんな兄をなだめるような感じで「そ、そういえば、君が以前面白いと云っていたゲームの話、聞きたいな」と取って付けたように兄に話題を振ります。兄は「えー、別にいいけど、君たちさっきの話の途中だけれど、いいの?」とチョットだけ困った風な顔をして見せました。 「なあに、あんなヤツの話なんて、どうだっていいんだ、なあ」と友人は僕の方を向き、ウィンクをして見せました、話を合わせろというのです。そ、そうだね、アイツの話なんて、いつでも出来る。 「そう、それじゃあ」と云って兄はゲームの話を延々とはじめました。友人と僕には余り興味のない話だったけれども、時々相づちを打つだけでも兄は大満足のようでズッとどうでもイイ話を続けました。 兄さん、そんな風だから友達が減っていくんだよ、いつだって人の輪の真ん中にいたがる兄さんだもの、人の輪の人数がドンドン減っていくのは目に見えて分かっているだろう、いくら真ん中にいたくてもソレじゃあ悪循環だ。
by khem_mark
| 2003-05-01 01:56
| 双子の兄のこと
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